きぬもち・ヅカブログ

ヅカヲタダイエッタの宝塚ブログ 

企業戦略で見る 宝塚歌劇団 と 七海ひろき

   

トップ連続退団に伴う顧客減少と新規顧客獲得戦略

星組、花組とトップ退団が続き、それに伴うファンの減少が少なからず起きます。宝塚歌劇団も一般企業と同じように、新規のファン(顧客)を獲得する手段として色々と戦略をもっておられると思いますが、「FNSうたの夏まつり」のように地上波での露出は予想以上に反響が大きかったと思われます。

地上波の出演は初めてではないのに、今回は目に見えて反響が大きいと実感するものとなった理由の1つに、SNSの拡散があります。

個々への発信も簡単にできますし、興味を持って調べようとすれば簡単に情報を手に入れることもできます..早めの告知で、期待感をあげるのも簡単です。

何より、特定の顧客に情報を与えれば、SNSを通じて広がりは無限になるわけですから、これを使わない手はありません。

「黒髪の人」「トップコンビの圧倒的な歌唱力」

見た目のインパクト、今の劇団いち押しの歌うまコンビを世に出す。何も知らない人を対象にするには充分すぎる効果がありました。これで新規のファンになられた方も大勢おられます。

既存ファンにとっては、地上波で最高の歌が聴ける、普段と違うカッコイイ生徒たちを見られるという幸せがありました。

絶妙なタイミング

雪組「壬生義士伝」東宝公演前

7月24日 FNS放送

7月26日   東宝公演初日

東京宝塚劇場のチケットは大劇場よりさらに取りにくく、TVで興味をもたれたご新規さん(新しいファン)が、早朝に当日券を求めて並ばれていたという。感覚としては、お若い方のファンが増えたように思われます。

あと、宝塚だけでなく、ミュージカルにも興味を持たれ、チケットを取られたという方も増えたそうです。(身近なところで数人おりました)TVの効果はすごいです。

   

七海ひろきが所属する「アンドステア」の戦略

過去記事にも載せましたが

6月15日20:00、一斉に活動の情報を解禁。メディアだけでなく、お茶会に参加したファンをも情報発信源としていたというのは、本当に時代に乗った宣伝方法だと思いました。

7月29日(月)のLINELIVE配信も、SNS記載OKにして、告知・拡散を倍増させ、確実にファンを取り込んでいます。著作権NGを逆手にとった戦略も素晴らしいとしか言いようがありません。

スカイステージと七海ひろき

冠番組決定おめでとうございます!!

8月1日(木)スカイステージと七海ひろき公式HPで同時に公表されました。

プロデュースといえば七海ひろき。(そうでなくちゃ!という感じです)

「ときめきタカラヅカSTYLE」

2019年10月からスタートする新番組「ときめきタカラヅカSTYLE」。宝塚を卒業した今、更に進化し続ける元星組男役スター・七海ひろきプロデュースによる、宝塚歌劇の様々な魅力を七海ならではの視点で、多方面から追求する新感覚の番組です。この番組では毎回視聴者の皆様からのメッセージを募集いたします。視聴者の皆様から個性溢れる、ユニークなご意見、エピソードをお待ちしています。採用されたご意見、エピソードは番組内で七海がご紹介いたします。現在下記の内容を募集しています。

#1「あなたが宝塚と出会ったきっかけ、はまった理由」(締切 8月15日)

#2「あなたの思う男役の魅力。男役とかっこいい男性との違いとは?」(締切 8月31日)

  ときめきタカラヅカSTYLE

スカイステージでOGが出るのは普通にありますが、七海ひろきで冠番組となると、契約率・視聴率を確実に上げますね。離れたファンをとりもどす効果、新しいファンでも確実に虜にするであろう七海ひろきのプロデュース力、相乗効果は大きいですね。

 

時代とともに変わる戦略、そこにいるのは頑張っている人と、それを心から応援したいと思う人。人と人であることを忘れないでいてほしいです

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