宝塚音楽学校の第106期生の卒業式が3月2日午前、同校で行われ
2018年春に入学した、39人が卒業しました。
異例の卒業式
今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、予科生(第107期生)を含む生徒は式典中のみマスクを外して出席となりました。予科生から卒業生への恒例の花束贈呈セレモニー「ブーケ渡し」は中止。保護者の出席を「2人まで」に制限。
マスク着用、アルコール消毒、生徒席、保護者席、来賓席の間隔も大きめにスペースをとり、報道陣にもマスクの着用、テレビカメラなどスタッフの少人数化、機材も「小型カメラで」などと協力を求め、徹底した対策を施した式典となりました。
今年の卒業式について「中止ももちろん選択肢にあった」としながらも、協議を重ね「(午後からの宝塚歌劇団への)入団式はあるので、106期生だけ(卒業)式がないのはしのびない」として、開催を実現させた。
「106期、ONE TEAM!」
同日午後には「入団式」が行われました。
宙組組長の寿つかさが出席されたようです。
令和最初の卒業生
宝塚歌劇団の創始者、小林一三氏のひ孫にあたる小林公一校長は「令和最初の卒業生。大正、昭和、平成と受け継がれてきた宝塚の伝統を今の時代に引き継いでいただきたい」と式辞。
成績上位4人
首席の平野花奈 華世 京(かせ きょう)
身長171センチで男役志望
首席卒業の雪組スター彩風咲奈があこがれ。
2番目の堀部真未 湖春 ひめ花(こはる ひめか)
元宙組トップ娘役野々すみ花「かわいらしくて、華やかな娘役さんになりたい」
圓福寺萌花 和真 あさ乃(かずま あさの)
首席卒業の星組新トップ礼真琴にあこがれ「歌、踊り、芝居のすべてに輝けるように」
柴崎のあん 鳳城 のあん(ほうじょう のあん)
元星組トップ柚希礼音「柚希さんのように男役の道をすべてにおいて追求したい」
感染症対策としての公演中止について
先の発表で宝塚歌劇団は3月8日までの公演を中止しました。
宝塚を介しての感染者は出ていませんが、大阪で開催されたライブ参加者の感染が確認されており、感染者の家族への感染も確認されています。
元大阪府知事の橋本徹氏は「イベント自粛は感染をくい止めるためではない。医療機関の崩壊を止めたり、薬を開発したりするための時間稼ぎのピークカット」と指摘。その上で「ゆえに、ある数学者の計算によれば2、3000人以上の規模のイベントで2、3週間の自粛に効果があるとのこと。政府は数学者の力を借りてアナウンスすべき」と提言。
つまり、「自粛=時間稼ぎ」で「自粛=収束」と思っていた私は大きな勘違いをしていたことになります。
今現在、自粛といいながらも感染が広がっています。
そういった中、宝塚音楽学校の「卒業式」、宝塚歌劇団の「入団式」が無事に執り行われました。
初舞台は4月24日宝塚大劇場
月組公演「WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-」「ピガール狂想曲~シェイクスピア原作『十二夜』より~」
生徒さんが感染されませんようにと願いながら、公演再開と106期の初舞台を楽しみにしています。
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