【考察】に引き続き【感想】も書きたいということなので、お付き合いのほど宜しくお願いします。
こんにちは。娘です。
この度は雪組公演「fff-フォルティッシッシモ- ~歓喜に歌え!~」(以下fff)の私なりの感想を皆さんと共有したく思います。
私が共有したいのは以下の5点です。
Ⅰ. 望海風斗さんの歌声
これは観劇に行かれた方なら皆さんが声をそろえて触れる点ですよね。
席によって音の聞こえ方が変わりがちですが、望海風斗さんはどの席からでもしびれる歌声をきかせてくれるので本当に感動します。「音が波であること」を実感しませんか?歌声に包まれる感覚を体験できます。
特に「ハイリゲンシュタットの遺書」は圧倒されます。大きく、強く、そんなルートヴィヒの想いが歌になって私たち観客にも伝わりますよね。
何度でも通いたくなる迫力、来る11日にライブビューイングでも体感できるといいですね。
Ⅱ. 豪華な舞台の使い方
fffで特に私が印象的だったのは舞台の使い方です。あんなに広い舞台に望海さんが1人の場面の多いこと多いこと。それでも舞台上を寂しくさせない圧倒的な華は唯一無二だと感じています。
私が大好きな望海さんワンマンの場面は、やっぱり第5場Gのハイリゲンシュタットの遺書の場面です!
後ろで小さな炎たちがどんどん増えルートヴィヒの感情が高ぶっているのも伝わりますし、複数の細いライト(なんていう名称なのかわかりません……)で照らされる舞台……。
本当に豪華な演出だと思います。望海さんならではの演出なのかもしれないですね。
舞台の使い方といえば・・・雪組さんのお芝居で「高さ」というのをあまり感じませんでしたが「fff」ではこれでもかというくらいにせり舞台が使われて、お芝居が立体的になっています。後ろの方にいる生徒さんも良く見えるのと、重厚感が増すように感じました。東京宝塚劇場では度々舞台機構の不具合でお芝居が中断ということがありましたが、今回は順調そうなので、このまま最後まで行ってほしいと思います。あと、この作品ならではの演出、オーケストラピットも舞台として使い、だいもんの指揮に合わせ黄色い衣装の楽員が出てきた時は驚きましたね。
Ⅲ. もう少し出番を……
この公演はトップコンビの退団作品ですから、やはり望海さんと真彩さんへスポットがあたりますよね。しかし私的には彩凪翔さんの出番(というか歌)がもっと欲しかったです。たしかに歌唱はうまいほうではありませんが……。今回はゲーテというすこし難しいお役でしたから、出番も小難しい場面が多かった印象です。しかし丁寧な演技が映えるお役でもありましたよね。
ショーのシルクロードでは、彩凪翔さんはとてもいいお役をいただけていたので差し引きゼロといった感じでしょうか。
歌といえば、お芝居冒頭の、望海さん演じるルートヴィヒと煌羽レオさん演じるメッテルニヒのデュエット(英雄の歌)が本当に大好きです。望海さんが銀橋にて、煌羽さんが舞台上にて歌われるあの場面はどこを見ればいいのかわからなくなります。
せっかく目が二個あるのになぜ二つを別々に動かせないんでしょう!!
Ⅳ. 好きな場面
お芝居はじまってすぐ、プロローグが私は一番ドキドキします。
上手と下手、そしてセンターにてライトを浴びる彩風さんと彩凪さん、望海さんが本当に素敵で!
各々の頭上に筆記体でそれぞれの名前が表れる演出も胸が高鳴ります。
そしてなんといってもナポレオンの戴冠式は外せません!
曲も演出も本当に好きです。言葉では表せません!
あとはペンじゃなくてパンのシーンでしょうか。日々ささいな違いではありますが、少しずつお芝居やセリフが違うんですよね。
精神世界の画面など少し難解なところもありますが、自問自答しながら己の道を進んでいく。最後に「謎の女」が「恋人」になり白いお衣装でだいもんときいちゃんが眩しく照らされるところも良いです!お芝居の流れそのものが、お二人の歩いてきた道、今の関係性のように感じられて心が満たされる場面です。
Ⅴ. 気になる場面
ここではマイナスな意味で気になった場面を挙げます。
ロシアの雪原で兵士たちと雪たちが隊列をつくる場面です。2階席からですと隊列が本当によくみえるのですが、ある時の隊列はヘニャヘニャで……。
本当に移動が難しいでしょうが、気になってしまいました。
その後観劇に行った際はそこまで気にならなかったので、先生方から指導が入ったのでしょうか(笑)
fff全体に関する感想は以上です。
他にも生徒さんそれぞれについて語りたいことが山ほどあるのですが……(笑)
みなさんはfffのどんな場面が印象的ですか?
コメントにてお聞かせください!
考察記事もアップしたのでよろしければそちらもご覧ください!
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