久しぶりに早霧せいな・咲妃みゆ・二番手の望海風斗が見たくなり引っ張り出してきたのが・・・
ミュージカル・ノスタルジー『星逢一夜』
三日月藩の藩主の二男として生まれた天野晴興＝早霧せいな
三日月藩の娘 泉＝咲妃みゆ
泉の幼馴染で晴興の親友 源太＝望海風斗
時は江戸中期、徳川吉宗の治世。江戸から遠く離れた九州の緑深き里、山々に囲まれた三日月藩の小さな空を見上げ、天文学に夢中になる少年晴興（幼名 紀之介（きのすけ））は、里の娘、泉やその幼馴染の源太と一緒に星観（ほしみ）の櫓（やぐら）を組みあげて、星探しに明け暮れる日々。晴興は、二人と身分を超えて友情を育むが、少年時代が終わりを告げるころ、別れは突然訪れる。遠い江戸で将軍吉宗に伺候することになった晴興。晴興を思い続ける泉と、泉に心寄せる源太。彼らには思うままにならぬ運命が待ち受けていた。大人になった三人の関係は、巡る星々のもと、目に見えぬ力によって変貌させられて……。江戸での晴興の躍進は、はからずも三日月の領民らの困窮を招いてゆく。ついに起きた叛乱の中で、晴興と泉、源太の愛は、哀しく鮮烈な軌跡を描いて、破局へと向かい始める。
早霧せいなと望海風斗の子供時代のはっちゃけぶりが、今見ても可愛い。
晴興と泉、源太はいつも一緒で仲良し。
成長と共に自分の気持ちとは関係なく立場も変わっていく、想いを伝えることもままならず、あ～～～切ない。と見ている方の心までも大きく揺さぶられます。
晴興に、泉を「もらってやってくれ」と頼む源太。好きだからこそ、幸せになって欲しいからこそ頼む。あ～切ない。
幕府の人間となって改革をすすめていく晴興。
泉と源太は一緒になるも、改革のせいで苦しくなっていく生活。
村のためにと一揆を企てる源太。
晴興は、自分の改革のせいで、ふるさとが苦しい状況になってしまったと悩む。
一揆を企てた幼馴染を、大義のために斬る・・・。
泉にとって、夫・源太を斬った晴興が「仇」になる。
泉と晴興、泉にとって晴興は憎い「仇」なはずなのに、どうしても晴興を殺せない。咲妃みゆも半泣きだが、見てる方も泣いてるぞ。
最後、子供時代のシーン
もう帰らない子供時代の無邪気さと、卒業された生徒さんたちへの思いが、作品の良さと相まって、涙が止まらない。
ちぎみゆ・だいもんで涙・涙の7月7日となりました。
